社民党の思考停止

本日、社会民主党の土井党首が辞任。ようやくという感じではあるが、しかし一時代の終了ではあろう。朝日新聞から。

山口二郎・北海道大教授(行政学)の話> 社民党の歴史的役割が終わったということだ。土井さんが委員長の時代、89年参院選社会党が躍進したことが、90年代の政治流動化のきっかけになった。その功績は大きい。だが、最近は党勢が縮小する中で頑固に護憲だけを唱える思考停止状態に陥り、ポスト冷戦時代の大きな世界的流れの中で、憲法9条の精神を守るため具体的にどうするか、高齢社会にどんな税制で対応するのかといった建設的な提案を示せなかった。

まさに御指摘のとおり。護憲護憲ばかりいっていた社民党は思考停止以外のなにものではない。護憲を唱えているだけで平和を達成できるならいいが、現実世界はそんなものではない。