成功する人生

ここ数ヶ月、訳あって普段にも増していろんな人と会った。
現場の担当者もいれば部長もいれば社長もいる。他の役所の役人もいれば外国の人もいた。大学の学者も企業の研究者もいた。
世間から注目を浴びている人もいたし、業界の有名人もいたし、あるいは全く無名に近い人もいた。仕事の内容・質も様々だったけど、人から評価される人とされない人がいた。


人から評価される要因とは何だろう。あるいは成功する要因は何なんだろう、と考えた。成功の定義についてはひとまずおく。
もちろんいかにも「やり手」みたいな人もいたけど、そうでない人の方が多かったように思う。
イメージだと、状況を的確に捉えあるいは自ら状況を作り出し、それを支える知識と人脈と、それを支える勉強と人間関係構築と…ということになりそうだけど、どうも違っていそう。


大部分の人にとっての成功とは、自ら動いた結果でなく、世間の方が動いた結果ではなかろうか。
世間はなんだかよく分からない要因で動く。人間の複雑な相互作用だったり、あるいは太陽の黒点活動だったり、そういうもので動く。これはほとんど神による操作と見なしてもいいだろう。
あることにこだわって、それをとことんやり続けていたら、世間が自分についてきた。そういうパターンが結構多いんじゃなかろうか。


もちろん「状況動かし型」の成功者がそれなりの数いることは確かだし、自分で何も努力しなくてもいいというわけではない。自分が成功しないのは世間のせいだということもない。
しかし、普通の人にとって世間を自分で動かすことはほとんど不可能だし、世間の流れを敏感に感じ取って自分が目指す方向を大胆に修正していける人も少ない。


日々何かを求めて精進していくと、世間の風向きがいつの間にか変わって、自分がやっていたことがある日注目を浴びたり評価されたりすることがある。いやないかもしれない。ないならないでそれはいい。ただ、あせらず、日々を精進することだ。


ということを最近考えています。なんかまとまんないな。
毎日くぎゅの声を聴いているばかりじゃないよ。