経済「中堅キャリア官僚」の本音 戸惑いつつも首相支持

小泉政権の経済政策を実行する“キャリア官僚”の本音は−。産経新聞社は財務省経済産業省など経済官庁の三十−四十歳代の中堅官僚にアンケートを実施した。
アンケートは総務、農林水産、国土交通、厚生労働、内閣府金融庁を含む八省庁に勤務する「キャリア官僚」を対象に実施し、四十四人から有効回答を得た。

わずか44人…。ところで総務、農水等は「経済官庁」なのかなぁ。私の感覚だと財務、内閣府、金融、そしてかろうじて経産というあたりが「経済官庁」だと思うんですが。内閣府はいわゆる経済官庁的仕事以外のものがいっぱいあるから、正確には旧経企庁部分。仕事が経済に影響を与える官庁というならほとんどの省庁がそうだし。

このほか、民間企業への出向希望を聞くと「行きたい」「どちらかというと行きたい」が三十二人にのぼるなど、民間での経験を望む傾向がみられたほか、優れた企業経営者として、七人が日産自動車カルロス・ゴーン社長の名前をあげた。

民間出向というよりそのまま辞めたいんじゃなかろうかと思う今日この頃。「正直言って辞めたい」って質問項目はなかったのかなぁ(笑)。
(参考)各府省の若手職員等に対するヒアリングの結果(概要)(再掲)。今改めて行革事務局の「資料集」のところを見ましたが、渋いラインナップ。役所好きにはたまらない品揃えです(そんな奴いるのか)。