女性キャリア、という生き方

絶対数は少ないですが、女性のキャリア官僚もそれなりの数います。なぜ男性と比べて少ないかはよくわかりません。そもそもの応募者数が男性に比べて少ないからか(これは確実)、人事担当課が嫌っているのか、あるいは厳正なる選考の結果なのか。
それはそれとして、日本で最も男女平等な職場の一つと言ってもいいとは思います。給料も同じ。こき使われ方も同じ(けど産休はきちんと取れるようです)。地方や海外への転勤もあり得るし。今話題の留学も男女平等にチャンスがある。
昇進ペースも同じ。現在は女性事務次官こそいませんが(これは確率的に見て許容範囲)、過去には事務次官もいましたし、局長や中二階まで昇進する人はいます。先輩公務員には元法務大臣森山真弓さん(元労働省)、拉致問題で活躍した中山恭子さん(元大蔵省)、前外務大臣の川口順子さん(元通産省)、前文部科学大臣遠山敦子さん(元文部省)等がいます。
しかし基本的には男が圧倒的に多い職場だし、女性ならではの悩みもあるかもしれません。女性キャリアは概して同期の男どもよりも「強い」ような気がしますが、やはりそれぐらいでないと生き残っていけないのかもしれません。女子学生のためのセミナーは終わってしまいましたが、各省庁の人事担当課に電話して女性公務員の話を聞かせてくれと言えば、紹介してくれるかもしれません。省庁によっては個別に女子学生向けの説明会をやるところもあるようです。
選択肢として、是非。


というかこういう記事って9月頃に掲載しておくべきだったな。
今年は忘れないようにしよう。