蒼穹のファフナーがすごいことになっている

加野瀬さんとこのはてな別館(id:kanose:20040726#fafnersite)を見て知る。
いやぁびっくらこいたよ。ファフナーってネタとしてニヤニヤしながら見るだけのアニメだと思ってたんだけど、そしてそうでもしなければ脳が溶けて死ぬと思ってたんだけど、よもやこんなところにこんなコミュニティができているとは。自分の見る目のなさを恥じる次第。腐女子とはよく言った(褒め言葉)。
圧巻なのはここ、蒼穹のファフナー FAFNER FAN SEARCH。最初オフィシャルサイトかと思っちゃった。オフィシャルの腐女子煽りサイトだったら手の込んだ販促だなぁと思ったんだけど、どうやら違うみたい。公式サイトからリンクが張ってあるわけでもないし、画像はamazonアフィリエイトだし。著作権表記も違うし。本家著作権表記は(C)XEBEC・竜宮島役場 (C)Copyright King Record.Co.,Ltd.となっていて、「竜宮島役場」ってのがいわゆる「製作委員会」なんだろうけど、上記ファンサイトの表記はCopyright (C) 2004 ファフナープロジェクト / FAFNER PROJECTになっている(この際「載っけてる絵とかはおめーの著作物じゃねぇだろう」というつっこみは野暮だろう)。
それにしてもこのサイトのシステムの異常な充実具合はなんだ。基本システムはサーファーズパラダイスとかと類似しているような気もしないではないが、それにしても放映開始わずか数週間のアニメのファンサイトとしては充実しすぎている。CGI組めれば簡単なのだろうし、もしかしたらこの手のCGIはネット上に転がっているのかもしれないが、さて誰がやっているのだろう。独断と偏見で申し上げるならば、ファフナーのファンをやるような人間像とCGIを組める人間像は全く被らないような気がするのだが…。
このサイトのどこにも制作者についての記述がないのでこれ以上の詳細は不明だが、amazonアフィリエイトIDがgundamseed-22であるところから察するに、ここと同じ人・グループがやっているのだろう。ここで整備されたシステムをそのままファフナーサイトに流用したということか。この種サイトも超充実。
腐女子同人系サイトの動向については全く詳しくないのだが、ひょっとしてこういうサイトをつくってamazonアフィリエイトで小銭を稼ぐというビジネスモデルなんだろうか…と勘ぐってしまう。悪いことじゃないけど。腐女子同人系は同盟とかリングが発達しやすい傾向がある(ように見える)ので、可能になる商売か。それとも単なる趣味が高じたサイトなのか。
もしかしたらこれは、アニメとwebを股にかけた、新時代の腐女子向け販促手段として非常に有効なんじゃないだろうか、と思った。とにかく、誰が運営していてシステム構築は誰がやって収益がどれぐらい出ているのか、気になる。