弔意を表す国旗の掲揚方法

kanryo2004-06-08

レーガン大統領が亡くなりました。思えばものごころついた頃の大統領はレーガンで、「謎のラッファーカーブ」とか「謎のスターウォーズ構想」とか「謎の双子の赤字」とか「日米貿易摩擦」とか「プラザ合意」とかいろいろな話題を振りまいてくれた偉大な大統領でした。葬儀にはやはりというか中曽根大先生が出陣されるとのこと。
レーガンが亡くなったので、アメリカでは政府機関は半旗を掲げているようです。半旗というのはメジャーな追悼方法で、いろんな場面で使われます。
しかし、日本には他の方法があります。右上の図版がそれ。大正元年閣令第一号(大喪中ノ国旗掲揚方)(大正元年七月三十日閣令第一号)によるならば、「大喪中国旗ヲ掲揚スルトキハ竿球ハ黒布ヲ以テ之ヲ蔽ヒ且旗竿ノ上部ニ黒布ヲ附スヘシ其ノ図式左ノ如シ」とあり、「大喪」の場合はこうせよということですが、その他の場合でも使われます。国として弔意を表す場合には「こういう風にせよ」というお達しが回ってきますが、しかしこういうやり方をやっている場面を見たことがありません。
半旗でもいいんでしたっけ?