さわやかな朝の挨拶のガイドライン

黒田洋介で思い出した。

「肉親かもしれない」

「他人かもしれません」

疑心暗鬼な常套句が、澄みきった青空にこだまする。

ただの高校生に群がる乙女たちが、今日も天使のような無垢な笑顔で、少ない家計を圧迫する。

遠慮を知らない家出少女を勢いづけるのは、一枚の写真。肉親と判明した方は一方の恋心を応援するように、それまでは一切の外敵を排除するように、共闘するのが同盟規約の最優先事項。

もちろん、年下好みの副会長といった、はしたない先輩など認めようはずもない。

神代邸。

木崎湖畔のこの一軒家は、もとは肉親探しのために借り受けたという、実は何の関係もなかった一般家屋である。

長野県下。ローカル線の面影を未だに残している緑の多いこの地区で、宇宙人に見守られ、 教師から双子までの異質恋愛が繰り広げられる問題地域。

新作に移り変わり、声優が作中から何人もいなくなったファンの不安でさえ、祈り続ければ縁川小石たんの再登場が実現される、という心意気が未だに残っているニクい黒田洋介さんである。

http://that.2ch.net/test/read.cgi/gline/1064422969/437 ワロタ。特に最後の文がすばらしい。日本語の妙を見た。