念仏だけでは守れない
なんだかもう国会が始まってからあれやこれやでどたばたなので、考えがまとまらない。朝日ではなくNHKの話として。箇条書きで。…いやむしろ朝日の話か。
- 報道の自由はそのとおり。表現の自由もそのとおり。ただ、憲法も言うように、当然ある一定の制約下にある。「第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。」
- 放送法一条二項に言う「不偏不党、真実及び自律」とは何か。
- NHKは放送法により設立された法人。いいか悪いかは別として、経営委員の任命、国会での予算承認等を通じ当初から「政治」(国会及び行政)のコントロールに置かれることを前提としている。
- 「政治主導」と「政治家主導」は違う(はず)。しかし…。
- 制度的に政治が絡まないNHKの経営形態を考える。フィージブルか?
- ここはひとつ例によって「諸外国の例」を引くのがいいかも。BBCやPBSってどうなってんの?
- けど二大政党が頻繁に政権交代する国と、自民党長期政権の我が国は比べられないかもね。
- んじゃぁドイツか?ドイツには国営放送/公共放送ってあるんだっけ?
- 法律上の「自由」ではなく、事実上の(、あるいは「政治的」な)「自由」を追求すべきでは。というかそれしかないのでは。
- そのためにはNHKは「隙のない」経営、「隙のない番組制作」をしなければ。
- ところが、経営に関しては昨年来隙がありまくり。今回の番組も、修正前は(修正後でも)隙だらけでどうにも、ということか。