飛火野耀のこと

消えたライトノベル作家 飛火野耀(とびひのあきら)EDITIDE SLASH BLOG
失踪中…なのか?確かに本は出ていないが…。
私が唯一買った飛火野耀の本は「もうひとつの夏へ」(角川スニーカー文庫ASIN:4044602026ASIN:4044602034)。今でもたまに引っ張り出して読む。関係ないが岡崎武士という絵描きを知ったのもこの作品でだ。トマス・ピンチョン重力の虹』もこの作品に影響されて買った(数年前に買ったがしかしまだ読んでない)。
小説の内容については、「佐々木」氏の評が私の言えなかったことを表しているので引いておく。

毎年、夏がくると必ずこの小説を読み返します。『イース』で感じたSomethingが、この本には濃厚につまっていて、何度読んでもちっとも飽きません。諦観と透明感とがないまぜになった奇妙に印象に残る小説のスタイルが、そこで描かれる終末世界とマッチしていて、氏の代表作どころか80年代という時代を象徴する傑作なのでは?とすら思っています。

この小説は再評価されていいと思う。
飛火野耀好きが集まることを期待して、キーワード飛火野耀を作成した。
(参考)2ちゃんねるスレ「飛火野アキラ(字がでねえ)」消息求む


関係ないが「星虫」のアニメ化の件はどうなってるんだ。