5ページに一度驚愕がやってくる!

ハリウッドのB級アクション映画のようなあおり文句だが、しかし内容はいたってまじめ。苅谷剛彦著「階層化日本と教育危機−不平等再生産から意欲格差社会インセンティブ・ディバイド)へ」(有信堂、ASIN:4842085258)のことである。

実は数ヶ月前にid:mittyさんが(確か非正規労働者の議論か何かの)参考書籍として挙げておられて、そのとき即座にamazonで買ったものの、年をまたいで積ん読にしていたが、ようやく読了した。

定価3800円の表示を見たときに一瞬「うっ」とマウスを握る手が止まったが、いやそれだけの価値のある本だと思う。なんせこの日記のタイトルにも書いたように、次々と衝撃が襲ってくるのである。

今はここでこの本の内容を要約することはしない。それにまだ自分でもこの衝撃を消化し切れておらず、感想めいたものも書けない。とりあえず、苅谷先生の研究に敬意を表するとともに、ご紹介くださったmittyさんにもありがとうと言いたい。