昔の人は食事をするときに「いただきます」と言わなかった?

話がそれるが、最近の若い子は食事の前に「いただきます」と言って合掌をするのだが、これもどこから入ってきた風習なのだろう。育児のことを現在ではあたりまえのように「子育て」と呼ぶが私の記憶では三好京三「子育てごっこ」以降のことだ。昭和50年である。広辞苑を見ると浮世風呂に「子育て」の用例があるのでこの時期の造語ではないようだが。

よく考えてみれば確かにどこかの時点で「いただきます」と言うようになったのだろうが、今生きてはてなで日記を書いているid:finalvent氏が「最近の若い子」と指摘するということは、この風習は戦後、あるいは1960年代以降の話なのだろうか(「若い子」がまぁ30代以下を指すとして)。驚いた。
私の話をすれば、小学校の給食の時間でも「合掌、いただきます」とやっていたし、親からもそうやれと言われていたような気がする。年配の方は「いただきます」と言わないのだろうか。