やえちゃんの陪審員制度についての意見について

日本だと裁判員制度というのかな。
これについてはまだ態度を決めかねている。やえちゃんが指摘するように、「裁判官が普通の人の感覚を身につけることが本道」ではあるのだが、さてそれは可能か。弁護士や検察官との人事交流が進めば可能?うー、あー、昔読んだ裁判官小説が思い出せない。家畜人の方じゃなくて、えーっと、色恋沙汰にはまって最後は殺す殺されるのはなしになってしまうやつ。うー、あの本どこやったかな…。結局そこで描かれていたのは一般社会から完全に隔絶された裁判官の姿であった。
陪審制について、素直に考えるならば、突然我が課の(私を含む)誰かが裁判所にとられてしまったら、死ぬる。業務が爆発して。そういう意味では反対だ。またやえちゃんの宗教・文化的側面からの分析は大変示唆に富む。
どちらにせよ何らかの意見を言う前に、「十二人の怒れる男」(ASIN:B00005TOGV)と「12人の優しい日本人」(ASIN:B00005HNT4)を必ず見ておくべきであろう。TSUTAYAで借りてきてまた見よう…。