取り急ぎ順不同で返信

無断転載はまぁダメですな。しかしたまに思うのです。日々流転するweb世界。(特に新聞社サイトでは)すぐになくなってしまうようなwebページを、自分のページでコメント付きで保存兼紹介しておきたい。その際どうも引用の要件を満たしていないような気がする。さてどうしようか、と。
私の過去の日記でも結構そういう趣旨からかなり広めに「blockquate」している部分もあり、処置に困ります。まぁローカルでそのサイトを保存しておけばいいのだろうけど…。
googleのキャッシュって無断転載ですかね?

  • g_ringさま、bewaadさま、yhvhさま(PDFについて)

PDFの利点欠点、議論がだいぶ出てきたようです。
私は本当はPDFが好きな人なので、極力PDFを用意しようと思うのですが、どうもうちの役所のシステムとPDFの相性が悪く、プリントアウトにべらぼうな時間がかかるので敬遠してしまうのです。
PDFの「環境非依存性」とも呼ぶべきものは非常にありがたいです。特に霞が関というところはおかしなところで、一般社会がすでにword標準で動いているところ、一太郎を使っていたり、ちょっと前までオアシスを使っていたりするところなので、それを越えていく媒体として評価。
まぁPDFがあるといってもhtmlも用意して欲しいということは繰り返し述べておきたい。富士通ウェブ・アクセシビリティ指針(web上でも一定の評価があると思う)において、「アクセシビリティ」の観点から様々な提言・指摘がなされているが、やはりテキスト読み上げソフトを用いている方々にとってはPDFは鬼門ではなかろうか。
……g_ringさんってもしかして未踏峰への挑戦のg_ringさん?

仮想世界における仮想通貨と現実通貨への問題に関心を持ち始めたのは、学生時代に日銀に社会見学(笑)に行った時です。当時の日銀の説明者は所謂「電子マネー」に関心を持っていると言っていました。すなわち電子マネーは民間主体が発行する通貨である(普遍的な流通はできないけれども)。ある意味日銀のコントロールの及ばないマネーになりうる、その際日銀の金融政策(就中通貨政策)はどうすべきか、と。
そのあと再度関心を持ったのはオンラインゲーム内でゲームマスター(?)側が通貨のコントロールを行っているというhotwiredかなにかの記事でした。多くの人間が集まる多人数参加オンラインゲームでは、その世界が精緻に構築されるほど現実社会のシミュレーションになり、そしてそれは金融政策の実験になりうる、という記事を読んで、非常に感銘を受けたものです。今まで経済学者がなしえなかった「気楽な」(現実社会に大きな影響を与えない、という意味で)実験ができる。面白い話ではありませんか。
身分の話ですが、bewaadさんのサイトでも取り上げられているとおり、私がどこの誰かということは絶対に秘匿しなければならない情報です。しかし、官僚生活を何年もやっていると、官僚というものが世間からいかに理解されていないか、あるいは官僚の側がいかに国民の理解を得ようとしていないかが見えてきたのです。というわけで、この日記は極力等身大の官僚を感じていただきたいと思い、官僚であると宣言して書いているのです。
もちろんわたしが官僚を代表できると思っていませんので、こういう奴もいる、という程度に思っていただければ。官僚なら誰もが誰もおね2を見て「みいなたんハァハァ」と言っているわけではありません(笑)

従業員がお客様に対して不快感を与えるべきでないと考える根拠は、結局従業員の働き(快・不快の感情も含め)がお客様のお買いあげに繋がり、それがひいては従業員の給料に跳ね返ってくるからだと思っています。この従業員の接客態度と従業員自身の手取りとの関係性が、鉄道・バスについては絶たれているのではないか、と思うのです*1

*1:>読者各位 先日から鉄道・バスを例にとってごく簡単な議論をしてきたが、もちろん鉄道・バスの労働についても詳細に分析しなければならい点も多く、なお単純モデルの域を出ないことを付記しておく。