フィリピン・アロヨ大統領、反乱状態を宣言

フィリピンのアロヨ大統領は27日、反政府軍によるマニラ首都圏の商業地域占拠を受けて、「ステート・オブ・リベリオン(反乱状態)」を宣言した。大統領は同宣言に基づいて治安回復のため、国軍や国家警察に適切な行動をただちに取れるよう、準備を命じた。現地時間同日午後5時(日本時間同日午後6時)の投降期限をにらみ、武力行使も辞さない姿勢を鮮明した格好だ。

法律上明記されている宣言なのかどうか分からないが、state of rebellionなんていう決まったような用語で宣言している限り、なんらかの制度的宣言なんだろう。クーデタを何度も経験した国というのはそういう準備もあるんだなぁ。