爆笑問題のニッポンの教養を見た。

非正社員とかニートとか、実はあんまりちゃんと考えたことない。
だけど、見ながらつらつら考えたのは、以下のとおり。


なんで非正社員やらニートやらがよくないのか。
本人がきついから?
正社員になりたくてもなれないから?
将来の生産力や社会保障制度が大変になりそうだから?政策的・経済学的解決法。


非正社員をどうやって助ける?助けるというのもおこがましいが。正社員になりたいけどなれない人に対しての施策。
「下方ミスマッチ」の問題。正社員でそこそこの給料をもらえるけどなり手がいない職業は多くある。だいたい3K。
正社員だからといって安定しているとは限らない。中小企業の従業員の転職頻度。


「赤ちゃん受け渡しモデル」でなければ、「職業人受け渡しモデル」?
学校できっちり職業能力を教える?スペシャリスト教育?だとすると卒業生の進路は限られる?この学校を出たらこの職業。
十分な外部労働市場の成立がやはり条件か。だとするならむしろ非正社員化というかアメリカ型の契約職業モデルにならざるを得ないか。それは今よりもいいのか?
その結果、将来の産業構造転換の場合にさらに問題が出ないか?


もっともっと根元的な環境の問題?
奨学金の問題?
それとも家庭環境による階級固定の問題?なら公教育?それは正社員イデオロギーの強化に過ぎないのでは?



なんにせよ太田光はいい芸人だわ。