疑問ですわ。

NHKおはよう日本、JR運行情報を伝える姉ちゃんは必要なのか?、という話。
NHKを見ていると、JR運行情報のコーナーがある。Wikipediaによると、指令室からの中継らしい。
ただ、このコーナーについては、従来から疑問がつきない。主に、必要性について。
今朝は、田町駅の信号故障の関係で、朝から山手線と京浜東北線のダイヤが乱れていた。こういうときこそJR運行情報の出番かと思われるが、これぐらいの混乱になってしまうともはやニュース扱いであり、男性キャスターがしゃべっていた。これまでも、実際に運行が乱れると、結局キャスターがしゃべってしまっているような気がする。
また、JR運行情報のコーナーなので、地下鉄や私鉄が混乱してもひとこともない。いやそれは分かるんだけど、JR運行情報でいちいち「首都圏のJR各線は平常どおり運転しています」というのを聞かされてから他の路線情報を、また別の人間から聞くというのはちょっともたもたした印象。
これが道路交通情報だと、(そりゃ天下り法人があるからだろうが)首都高・高速・一般道路全て併せて情報を紹介するし、いくら大渋滞していてもキャスターが代わって説明することはない。
さて、この違いはなんだろう。道路交通情報は、普通に聞いていても、非常に高い専門性がいるような気がする。地名はたくさん出てくるし、道路に支障が出る原因は多いし、なにより渋滞やら事故やら通行止めやら、常に何かしら、限られた時間の中で、伝えるべきことがある(ラジオの方が大変そうだけど)。しゃべり方もきびきびしているし、プロっぽい。
他方JR運行情報のしゃべり手は、どうにも素人っぽい。路線も運行支障の原因もその影響も限られているからだろうか。JRの制服(とおぼしきもの)で出てくるのも、素人っぽさを増しているような気がする。これ、JR東日本の中でどういう選抜基準でやっているのだろうか。
有識者の知見求む。