年金法案チョンボとりあえずまとめ

年金関連法条文ミスの余波、社保庁長官の就任遅れる
法制局長官処分へ、年金改革法「ミス余りに多い」
年金改革法の条文ミス、内閣法制局長官らを訓告処分

年金改革法、条文ミスは40か所…政府発表・修正へ

 次に年金改正法の関係で誤りが非常に多くあったということにつきまして、午前中にも申し上げましたとおり、誠に遺憾であり、国民の皆様方に深くお詫びを申し上げるわけでございます。誤りがあることが判明して以来、何遍も精査をしておりましたが、調べる度に増えてまいりまして、事項数にして15種類、行うべき正誤の箇所において40箇所という多くの誤りがございました。この内容は引用する条項のずれとか、準用して読みかえる際の引用の誤り、法律の略称を定義なしに使っているなど、いずれも形式的な誤りでありまして、本来その条項が指し示す内容は立法趣旨から見て明らかなものであります。したがいまして、この誤りについての前後策としては、官報の正誤訂正の方向で訂正させていただきたいと考えております。今回の件について、監督者の責任を明確にするため、厚生労働省において既に発表しておりますとおり、責任者の処分を今日付けで行いました。厚生労働大臣も給与1ヶ月分の返納をされるということ。後、事務次官、官房長、年金局長に対して、それぞれの措置を行い、またその他の職員等についても然るべき措置をとって発表されたと伺っております。また内閣提出法案の審査事務を統括する内閣法制局長官に対しまして、かかる事態が再び起こらないように訓告をいたしました。そして法制局につきまして、本日付で審査事務を担当した職員に訓告等の処分が行われました。詳しくは資料を貼り出しておりますので、ご覧いただいたとおりでございます。これらの措置につきましては、今回の件が国民の信頼を損なうことになったことを重く受け止めたものであります。

間違いの種類及び箇所の詳細は承知していませんが、いずれにせよ条ずれ・号ずれなんていう初歩の初歩で間違いがあったというのはどうにも間抜け。そんな案を持っていったら参事官に罵倒されるはずなのに…。
詳細はbewaadさんのところ(6月27日付)熟知すべし